Seminar | sugawarahp

ゼミ
・2020年度からゼミが始まりました！
・「研究ゼミ」と「臨床ゼミ」を行っています(本当はこのような分け方はしたくないのですが，分かりやすくするために分けています）。
・「研究ゼミ」は基本的にオープン・ゼミになりますので，興味がある方がいれば，直接ゼミ室に来ていただくか，事前に連絡をください。ゼミの運営に支障が生じなければ，学類(学部）や大学生(大学院生)・社会人など問わずに参加できます（高校生くらいから受け付けようとは考えています）。
・基本は日本語ですが，多少は英語でもディスカッションできます（中国語は勉強中です）。

研究ゼミ：卒業論文・修士論文の指導，学会発表等の練習，論文指導がメインです。
・論文指導以外は基本的にオープンですが，参加いただいた方の研究を指導することはありません。
・高校生(未成年）の方はご家族とご相談の上，ご参加ください。

・指導教員が決まっている学生・大学院生は，指導教員の先生に了承を得た上でご参加ください。
・現在は，金曜日の5・6限に行っています。

臨床ゼミ：事例検討，スーパーヴィジョン，多職種連携，心理療法・アセスメントの学習がメインです。
・事例検討，スーパーヴィジョン：心理臨床学学位Ｐの学生，ケースによっては臨床心理士・公認心理師をもっている方が参加できます。
・多職種連携：対人援助職に関わる方であれば自由に参加できる会を設けたいと思います。
・基本的にはテーマを決めて，1年間で学ぶ，あるいはある程度まで習得することが目標です。
・現在は，「グループスーパーヴィジョン」を隔週（木）で行っています。

・GSVにつき，現在は外部の方の参加はお断りしています。

ゼミ生の研究

博士課程（D1）

・秋山海登　「自律訓練法の受動的態度測定法の開発」

・八斗啓悟　「グリッドの悪影響とメカニズムの検討」

・松本彩花　「自己に対する扱いと適切に休むことの関連」

修士課程（M2）

・氏原拳汰　「元ヤングケアラー当事者が支援者になる過程」（個人HP)

・榎本理沙　「ミソフォニアの実態調査及び治療法の検討」

・片岡ゆいの「GEMIAC日本語版の妥当性検討」

・茂木麻由「希死念慮者が有する希求内容の縦断的検討」

修士課程（M1）

・和田ひかり「ためこみ症状と認知機能障害の関連について」

・花井菜々子「自己批判の内容と言葉かけの違いによる影響」

・青木ケイ「援助方略の実行意図とその関連要因の検討」

学士課程（B4）
・中山　笑　「2種類の自己愛傾向とアタッチメント・スタイルとの関連
―横断研究による精神的健康への影響の検討―」

・椎名千穂　「日本語版LAIの作成および活用」

・麓　侑芽　「自己注目と時間的態度，自己開示との関連について」

・舩木美紅「状態セルフ・コンパッション誘導がスピーチ課題のストレス反応に及ぼす影響」

研究生
・PENG YIXIANG　"The effect of positive emotional arousal on the negative bias in facial expression recognition"

過去の修了生・卒論生のテーマ

・こちらからダウンロードしてください。

【新たな試み】

故きを温ねて新しきを知る
・主に心理療法・精神病理に関する”少し”古い本を読んで，それをまとめています。
・今年度のテーマは，「行動療法」です。

・1冊目：行動療法-医行動学講義ノート　久野能弘　1993年　ミネルヴァ書房

・2冊目：サイコセラピー・シリーズ　行動療法　内山喜久雄　1972年　文光堂　

・3冊目：事例で学ぶ認知行動療法　伊藤絵美　2008年　誠信書房

・4冊目：行動療法と神経症　異常行動研究会　1965年　誠信書房

・5冊目：認知療法全技法ガイド　伊藤絵美　2009年　星和書房

・6冊目：マルチモード・アプローチ　東斉彰・大塚美和子・川島恵美　1998年　二弊社

・6冊目：脱感作療法 : ウオルピと行動療法　小林重雄（編集）　1995年　誠信書房

・7冊目：神経症の行動療法: 行動療法の実際　内山喜久雄（翻訳）　2005年　黎明書房

ポジティブ心理学研究会
・これまでポジティブ心理学の研究をしてきたつもりですが，やはり，海外のスピードには全く追いつけていませんし，国内でもなかなかポジティブ心理学の情報を共有できる場も少ないと感じています。ポジティブ心理学の流行に追いつくのではなく，新たな研究テーマ，概念，方向性を見出し，新たな流行を創りたいと考えています。そのためには定期的な研究会やシンポジウムの開催ではなく，迅速に情報を共有できる場が必要になります。そこで，Slackを用いてポジティブ心理学研究に関する情報や意見，研究者間の交流を促せる場を作ることにしました。

・参加されたい方は，sugawaraアットtsukuba.ac.jpまでご連絡ください。
・Slack上では，コミュニケーションのトラブルが起きないように，極力，フルネームでご参加いただきたいと思います。
・こちらもオープンですが，「勉強会」ではなくて，あくまでも「研究会」です。
・「ポジティブ心理学とは何か」を学びたい方は，まずは島井先生がまとめてくださってるHPで紹介されている書籍をご覧ください。

2021年4月13日からSlackで研究会を開始しました！
Slackへの参加者は37名です！

【新たな試み②】
Process-Based Therapy勉強会
・プロセスに基づいた心理療法（Process-Based Therapy）の勉強会です。私も自身も勉強中で，まだ何をしたらPBTなのか明確になっていません。ただ，これからの認知行動療法，あるいは心理療法の流行になる可能性は高く，またPBTの理論は背景を学ぶだけでも意義は大きいと感じています。こちらもSlackで行いたいと思います。
・ハンドブックの輪読や特定の日に研究会を設けるといった形ではなく，ハンドブックを読んだり，論文を読んでわかったことを議論，情報共有をする場にしたいと思います。

企画の趣旨
個人の病理のプロセスをつぶさに捉え，「目の前の個人にとって有効な心理療法」をテーラーメイドで組み立てていくための，Process-Based Therapy (PBT) という枠組みが近年提唱された。心理療法のパラダイムシフトを引き起こす (かもしれない) PBTについて解説した書籍を輪読し，PBTの理論的基盤を理解し，臨床実践と研究活動の双方に与える示唆や今後の課題について議論し合う。

参加条件
・Learning Process-Based Therapyの本を自分で買って用意できる（すべての章の発表が終わりました）
・ただ受動的にテキストの内容を学ぶだけではなく，自分の研究等と絡めた発展的な議論を展開できる発表負担について
当日は発表20分・質疑20分という時間配分を想定しているが，あくまで目安なので，逸脱しても構わない。参加者同士で自由に気兼ねなく，脱線気味の内容も含めて議論できる雰囲気を大事にしています。
・参加されたい方は，sugawaraアットtsukuba.ac.jpまでご連絡ください。
・目指すのは，臨床実践と研究の科学的な融合です。

PBTに関連する書籍・論文

論文（英語）

・Hayes, S.C., Ciarrochi, J., Hofmann, S., Chin, F., & Sahdra, B.(2022). Evolving an idionomic approach to processes of change: Towards a unified personalized science of human improvement,

Behaviour Research and Therapy,156, 104155, https://doi.org/10.1016/j.brat.2022.104155.

・Ciarrochi, J. Sahdra, B., Hofmann, S., & Hayes, S. C. (2022). Developing an item pool to assess processes of change in psychological interventions: The Process-Based Assessment Tool (PBAT). Journal of Contextual Behavioral Science, 23, 200-213. https://doi.org/10.1016/j.jcbs.2022.02.001

・Hayes, S.C. & Hofmann, S.G. (2021). “Third-wave” cognitive and behavioral therapies and the emergence of a process-based approach to intervention in psychiatry. World Psychiatry, 20, 363-375. https://doi.org/10.1002/wps.20884

・Hayes, S. C., Hofmann, S. G., & Stanton, C. E. (2020). Process-based functional analysis can help behavioral science step up to novel challenges: COVID - 19 as an example. Journal of Contextual Behavioral Science, 18, 128-145. https://doi.org/10.1016/j.jcbs.2020.08.009

・Hayes, S. C., Hofmann, S. G., & Ciarrochi, J. (2020). A process-based approach to psychological diagnosis and treatment: The conceptual and treatment utility of an extended evolutionary meta model. Clinical Psychology Review, 82, 101908. https://doi.org/10.1016/j.cpr.2020.101908

・Hayes, S. C., Hofmann, S. G., Stanton, C. E., Carpenter, J. K., Sanford, B.T., Curtiss, J. E., Ciarrochic, J. (2019). The role of the individual in the coming era of process-based therapy. Behaviour Research and Therapy, 117, 40-53. https://doi.org/10.1016/j.brat.2018.10.005

・Kurz, A. S., Johnson, Y. L., Kellum, K. K., & Wilson, K. G. (2019). How can process-based researchers bridge the gap between individuals and groups? Discover the dynamic p-technique. Journal of Contextual Behavioral Science, 13, 60-65. https://doi.org/10.1016/j.jcbs.2019.07.001

・Hofmann, S. G., & Hayes, S. C. (2019). The future of intervention science: Process-based therapy. Clinical Psychological Science, 7, 37-50. https://doi.org/10.1177/2167702618772296

・Hayes, S. C., & Hofmann, S. G. (2018). Process-based CBT: The science and core clinical competencies of cognitive behavioral therapy. Oakland, CA: Context Press/New

Harbinger Publications.

・Hayes, S. C., & Hofmann, S. G. (2017). The third wave of cognitive behavioral therapy and the rise of process-based care. World psychiatry: Official journal of the World Psychiatric Association, 16, 245-246. https://doi.org/10.1002/wps.20442

・Hayes, S. C., & Hofmann, S. G. (2017). The third wave of cognitive behavioral therapy and the rise of process‐based care. World Psychiatry, 16, 245. https://doi.org/ 10.1002/wps.20442

論文（日本語）

・樫原潤・伊藤正哉(2022).　心理ネットワークアプローチがもたらす「臨床革命」—認知行動療法の文脈に基づく展望—　認知行動療法研究, 48, 35-45, https://doi.org/10.24468/jjbct.20-015

・樫原潤 (2021). 「プロセスに基づくセラピー」事始め：「エビデンスに基づくセラピー」の先を行く，臨床心理学の新たな枠組み臨床心理学, 21, 489–492.

・菅原大地・増山晃大・福井晴那・能渡綾菜・水野雅之・松本昇 (2020). Process-Based Therapy―認知行動療法の新たな展開―　精神医学, 62, 1539-1547

・樫原潤 (2019). 精神病理ネットワークの応用可能性：うつ病治療のテイラー化を促進するために心理学評論, 62, 143–165.doi: 10.24602/sjpr.62.2_143

Propos sur le bonheur

Daichi Sugawara

・GSVにつき，現在は外部の方の参加はお断りしています。

ゼミ生の研究

博士課程（D1）

・秋山海登　「自律訓練法の受動的態度測定法の開発」

・八斗啓悟　「グリッドの悪影響とメカニズムの検討」

・松本彩花　「自己に対する扱いと適切に休むことの関連」

修士課程（M2）

・氏原拳汰　「元ヤングケアラー当事者が支援者になる過程」（個人HP)

・榎本理沙　「ミソフォニアの実態調査及び治療法の検討」

・片岡ゆいの「GEMIAC日本語版の妥当性検討」

・茂木麻由「希死念慮者が有する希求内容の縦断的検討」

修士課程（M1）

・和田ひかり「ためこみ症状と認知機能障害の関連について」

・花井菜々子「自己批判の内容と言葉かけの違いによる影響」

・青木ケイ「援助方略の実行意図とその関連要因の検討」

学士課程（B4）
・中山　笑　「2種類の自己愛傾向とアタッチメント・スタイルとの関連
―横断研究による精神的健康への影響の検討―」

・椎名千穂　「日本語版LAIの作成および活用」

・麓　侑芽　「自己注目と時間的態度，自己開示との関連について」

・舩木美紅「状態セルフ・コンパッション誘導がスピーチ課題のストレス反応に及ぼす影響」

研究生
・PENG YIXIANG　"The effect of positive emotional arousal on the negative bias in facial expression recognition"

過去の修了生・卒論生のテーマ

・こちらからダウンロードしてください。

【新たな試み】

故きを温ねて新しきを知る
・主に心理療法・精神病理に関する”少し”古い本を読んで，それをまとめています。
・今年度のテーマは，「行動療法」です。

・1冊目：行動療法-医行動学講義ノート　久野能弘　1993年　ミネルヴァ書房

・2冊目：サイコセラピー・シリーズ　行動療法　内山喜久雄　1972年　文光堂

・3冊目：事例で学ぶ認知行動療法　伊藤絵美　2008年　誠信書房

・4冊目：行動療法と神経症　異常行動研究会　1965年　誠信書房

・5冊目：認知療法全技法ガイド　伊藤絵美　2009年　星和書房

・6冊目：マルチモード・アプローチ　東斉彰・大塚美和子・川島恵美　1998年　二弊社

・6冊目：脱感作療法 : ウオルピと行動療法　小林重雄（編集）　1995年　誠信書房

・7冊目：神経症の行動療法: 行動療法の実際　内山喜久雄（翻訳）　2005年　黎明書房

・GSVにつき，現在は外部の方の参加はお断りしています。

ゼミ生の研究

博士課程（D1）

・秋山 海登 「自律訓練法の受動的態度測定法の開発」

・八斗 啓悟 「グリッドの悪影響とメカニズムの検討」

・松本 彩花 「自己に対する扱いと適切に休むことの関連」

​

修士課程（M2）

・氏原 拳汰 「元ヤングケアラー当事者が支援者になる過程」（個人HP)

・榎本 理沙 「ミソフォニアの実態調査及び治療法の検討」

・片岡 ゆいの「GEMIAC日本語版の妥当性検討」

・茂木 麻由 「希死念慮者が有する希求内容の縦断的検討」

修士課程（M1）

・和田 ひかり「ためこみ症状と認知機能障害の関連について」

・花井 菜々子「自己批判の内容と言葉かけの違いによる影響」

・青木 ケイ 「援助方略の実行意図とその関連要因の検討」

学士課程（B4） ・中山 笑 「2種類の自己愛傾向とアタッチメント・スタイルとの関連 ―横断研究による精神的健康への影響の検討―」

・椎名千穂 「日本語版LAIの作成および活用」

・麓 侑芽 「自己注目と時間的態度，自己開示との関連について」

・舩木美紅 「状態セルフ・コンパッション誘導がスピーチ課題のストレス反応に及ぼす影響」

​

研究生 ・PENG YIXIANG "The effect of positive emotional arousal on the negative bias in facial expression recognition"

​

過去の修了生・卒論生のテーマ

・こちらからダウンロードしてください。

​

【新たな試み】

故きを温ねて新しきを知る ・主に心理療法・精神病理に関する”少し”古い本を読んで，それをまとめています。 ・今年度のテーマは，「行動療法」です。

・1冊目：行動療法-医行動学講義ノート 久野 能弘 1993年 ミネルヴァ書房

・2冊目：サイコセラピー・シリーズ 行動療法 内山喜久雄 1972年 文光堂

・3冊目：事例で学ぶ認知行動療法 伊藤絵美 2008年 誠信書房

・4冊目：行動療法と神経症 異常行動研究会 1965年 誠信書房

・5冊目：認知療法全技法ガイド 伊藤絵美 2009年 星和書房

・​6冊目：マルチモード・アプローチ 東斉彰・大塚美和子・川島恵美 1998年 二弊社

・​6冊目：脱感作療法 : ウオルピと行動療法 小林重雄（編集） 1995年 誠信書房

・7冊目：神経症の行動療法: 行動療法の実際 内山 喜久雄 （翻訳） 2005年 黎明書房

​

・秋山海登　「自律訓練法の受動的態度測定法の開発」

・八斗啓悟　「グリッドの悪影響とメカニズムの検討」

・松本彩花　「自己に対する扱いと適切に休むことの関連」

・氏原拳汰　「元ヤングケアラー当事者が支援者になる過程」（個人HP)

・榎本理沙　「ミソフォニアの実態調査及び治療法の検討」

・片岡ゆいの「GEMIAC日本語版の妥当性検討」

・茂木麻由「希死念慮者が有する希求内容の縦断的検討」

・和田ひかり「ためこみ症状と認知機能障害の関連について」

・花井菜々子「自己批判の内容と言葉かけの違いによる影響」

・青木ケイ「援助方略の実行意図とその関連要因の検討」

学士課程（B4）
・中山　笑　「2種類の自己愛傾向とアタッチメント・スタイルとの関連
―横断研究による精神的健康への影響の検討―」

・椎名千穂　「日本語版LAIの作成および活用」

・麓　侑芽　「自己注目と時間的態度，自己開示との関連について」

・舩木美紅「状態セルフ・コンパッション誘導がスピーチ課題のストレス反応に及ぼす影響」

研究生
・PENG YIXIANG　"The effect of positive emotional arousal on the negative bias in facial expression recognition"

故きを温ねて新しきを知る
・主に心理療法・精神病理に関する”少し”古い本を読んで，それをまとめています。
・今年度のテーマは，「行動療法」です。

・1冊目：行動療法-医行動学講義ノート　久野能弘　1993年　ミネルヴァ書房

・2冊目：サイコセラピー・シリーズ　行動療法　内山喜久雄　1972年　文光堂　

・3冊目：事例で学ぶ認知行動療法　伊藤絵美　2008年　誠信書房

・4冊目：行動療法と神経症　異常行動研究会　1965年　誠信書房

・5冊目：認知療法全技法ガイド　伊藤絵美　2009年　星和書房

・6冊目：マルチモード・アプローチ　東斉彰・大塚美和子・川島恵美　1998年　二弊社

・6冊目：脱感作療法 : ウオルピと行動療法　小林重雄（編集）　1995年　誠信書房

・7冊目：神経症の行動療法: 行動療法の実際　内山喜久雄（翻訳）　2005年　黎明書房