Shiota先生がAmerican Psychologistに寄稿されていた。
内容としては,これまでの研究のレビューだったが,なぞの木が最後に描かれていた。
いつも,分散分析などキレイな結果を論文に載せるイメージが強かったので,こんらラフなFigureは初めてみた。
これまでのポジティブ感情と神経伝達物質についてのレビューというところ。
報酬系が根っこにあるが,本当にそれだけでポジティブ感情を区別できるのだろうか。
生物学的な感情と,社会的な感情とは,どのように区別されていくのだろうか。
個別感情としてのポジティブ感情の研究は,まだまだ道の途中というこということだろう。
(図は菅原が作成)
Shiota, M. N. (2017). Beyond happiness: Building a science of discrete positive emotions.
American Psychologist, 72, 617-643.
Shiota, M. N. (2017). The science of positive emotion: You’ve come a long way, baby/There’s still a long way to go. Emotion review, 9, 235–237.